2015 スーパーGT選手権 第4戦 inFUJI

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スーパーGT第4戦が8月9日、静岡県は富士スピードウェイ(1周 4.563km)にて66周の決勝レースが行われミハエル・クルム/佐々木大樹選手組の日産GT-Rが終盤の大逆転で今季初勝利を挙げた。
前日の予選では、レクサスRC Fを駆る立川祐路/石浦宏明選手組の立川選手がポールポジションを獲得、自身の持つ最多獲得記録を更新した。その立川選手が決勝スタートを無難に決め、1コーナーに飛び込んでゆく。以下順当にグリッド順に上位陣が続く。トップの立川選手のレクサスRC Fは、序盤からどんどん後続を引き離し独走態勢を築いてゆく。
順調に周回を重ね31周目に石浦選手にドライバー交代しトップのままコースへ戻る。
レースは終盤に向かう中、2位まで順位を上げて来たのが松田次生/ロニー・クインタレッリ選手組のGT-Rだった。勢いのままトップの石浦選手のRC Fの真後ろまで迫るが、ここからなかなか抜くことが出来ず、硬直状態のままレースは進んでいった。そんな中、更に勢いよく追いついてきたのが佐々木大樹選手のGT-Rだった。
60周目には一気にトップ争いの2台に追いつくとクインタレッリ選手をパス。そして62周目にはトップの石浦選手も抜き去りとうとうトップに浮上しそのままチェッカーを受けた。2位に立川/石浦選手組レクサスRC F、3位には最終周にクインタレッリ選手をかわしたJ・P・デ・オリベイラ/安田裕信選手組のGT-Rが大逆転で入った。
優勝した佐々木選手はGT初優勝、クルム選手は2004年以来の久々の優勝で、またチームである近藤レーシングは5年ぶりの優勝と横浜タイヤとともにオーナーの近藤真彦監督は大喜びだった。