2015 スーパーGT選手権 第8戦 inTWINRING MOTEGI

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スーパーGT第8戦最終戦が11月15日、栃木県はツインリンクもてぎ(1周4.801km)にて53周の決勝レースが行われ、2位でフィニッシュした日産GT-Rの松田次生/ロ二-・クインタレッリ選手組が2連覇となるシリーズチャンピオンを決めた。
シリーズタイトルは、実質的にJ.P.デ・オリベイラ/安田裕信選手組とそれを2点差で追う松田/クインタレッリ選手組のGT-Rに絞られ、どちらか先にフィニッシュした方が手にする。決勝レースは一旦上がった雨がレース直前にわか雨で再びコースを濡らし全車ウェットタイヤでのスタートとなった。レース序盤は、ポールポジションの平川亮/A・カルダッレッリ組のレクサスRC Fがリードして行く。
ランキングトップのオリベイラ選手のGT-Rは5位を走行、その後をなんと予選12位のクインタレッリ選手のGT-Rが順位を上げ23周目にはテールツーノーズの展開になったところでオリベイラ選手はピットイン安田選手へ交代。翌周にクインタレッリ選手がピットイン、松田選手へライバルを上回る速さでピットアウトし安田選手の前に出ることに成功する。この後、後続のクラッシュによりセーフティカーがコースイン。このため、各車の差は一気になくなりレースは緊迫状態に。トップの平川選手のRC Fから4位までが混戦状態となる。これを平川選手組の RC Fがポール・トゥ・ウインでフィニッシュ。
松田選手組GT-Rは2位でゴールし、安田選手組GT-Rが4位となり日産GT-Rの松田/クインタレッリ選手組のシリーズタイトルの連覇が決定した。