フォーミュラニッポン第4戦 富士スピードウェイ

IMG_5626_markフォーミュラニッポン第4戦が6月28日〈日〉、フジスピードウェイ(1周4.563km 静岡県)にて決勝レースが行われ強い雨が振る中、ロイック・デュバル選手(ナカジマ・ホンダ)がポールツーフィニッシュで優勝した。前日に行われた予選は、梅雨の中休みか真夏を思わせる天気の中行われ、ポールポジションをデュバル選手が以外にもこのシリーズで初の獲得、2位に参戦2年目、前戦3位の石浦宏明選手(ル・マン・トヨタ)、3位に同じく2年目の平手晃平(インパル・トヨタ)となった。決勝日、何とかもっていた雨だったがスタート進行が始まる頃、振り出してしまう。雨量が多いためスタートは、セーフティーカー先導でのローリングスタートとなった。3周目にセーフティーカーがコースから離れレースがスタート。3位までは、順当にグリッド通り1コーナーをクリアしてゆく。トップ3は、それぞれの距離を保ちながらレースが進む一方、インパルの目下ランキングトップのブノワ・トレルイエ選手とチームメイトの松田次生選手が揃ってリタイアとなった。そんな中アンドレ・ロッテラー〈トムス・トヨタ〉が3位まで順位を上げてくる。デュバル選手が、独走状態となった34周目伊沢拓也選手がコース上でストップ。これによりセーフティーカーが導入される。この間ピットインするマシンなどで隊列がみだれ、その混乱でロッテラー選手は大幅に順位を落としてしまう。38周目にリスタートが切られるもデュバル選手のトップは変わらず今季2回目のチェッカーを受けた。2位.3位には無給油作戦を取った大嶋和也(トムス・トヨタ)、リチャードライアン(ダンディライアン・ホンダ)がそれぞれ着けた。