09 INDY – JAPAN

インディカー・シリーズ 第16戦「ブリヂストン インディジャパン 300 マイル」が9月18日(土)、ツインリンクモテギ(栃木県)にて200周の決勝レースが行われスコット・ディクソン選手がポールツーフィニッシュで勝利を手にした。
毎年、日本では春に開催されていたこの大会、今年は最終戦の目前のこの時期に開催されることになった。注目の日本人勢は、レギュラーシートの武藤英紀選手をはじめ、松浦孝亮選手、ロジャー安川選手が今回スポット参戦する運びとなった。予選で武藤選手がクラッシュし足を負傷、出場が危ぶまれたが無事スターティンググリッドに並んだ。レースは12時にスタート。波乱も特になく40周過ぎから各車ルーティーンのピット・ストップを行う。この機に、トップがディクソン選手からフランキッティ選手へと変わり、そのまま90周過ぎまで状況が特に変わらず、2回目のピット・ストップが行われ始めた。108周目トップのブリスコー選手がピットイン。そのピットアウト時にピットレーンの壁にフロントノーズをぶつけ破損、トップの座から大きく陥落してしまう。これによりイエローコーションとなったが118周目にレースが再開すると、トップはディクソン選手、2番手にフランキッティ選手がつけ、3番手以下を大きく引き離していった。その後、クラッシュによるイエローが出たりもしたが、その後トップ争いもなくチェッカー、優勝スコット・ディクソン、2位にダリオ・フランキッティ、3位にグラハム・レイホール選手という結果になった。期待の日本人勢は、武藤選手が14位、松浦選手が17位、安川選手が20位と振るわなかった。