09スーパーGT 第9戦最終戦 モテギ

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63スーパーGT第9戦(最終戦)が11月8日にツインリンクモテギ(栃木県茂木町 1周4.8013km)にて53周の決勝レースが行われホンダNSXのラルフ・ファーマン/伊沢拓也選手組が見事ポーツーウィンで優勝を遂げた。シリーズタイトルがここで決定することに加えNSX最後のレースとなることから多くの観客が集まった。チャンピオンの可能性があるのは実質、ポイントリーダーの日産GT-Rの本山哲選手、2位のレクサスSC430のアンドレ・ロッテラー/脇阪寿一選手組、3位NSXのファーマン/伊沢選手組の3組で自力優勝可能なのは上位2組のみで3位のファーマン組は優勝プラス上位の順位如何でという状況。注目されたスタート直ぐの1コーナーで、ロッテラー選手がポールのファーマン選手を交わしトップに浮上する。そのままロッテラー選手の真後ろにファーマン選手という形でレースは進んでゆく。一方ランキング1位のGT-R(ブノワ・トレルイエ)は、17周目に左フロントタイヤトラブルにより大きく順位を落としてしまいチャンピオン争いから早くも脱落してしまう。トップのロッテラー選手は22周目にピットイン、脇阪選手交代する。この間トップにたったファーマン選手は32周目までピットインを引き伸ばし伊沢選手に交代、脇阪選手の前でコース復帰しトップの座を守った。36周目にコースにオイルが出たことによりSCとなるも伊沢選手はしっかりリスタートを決めその後は2位脇阪選手を徐々に引き離す形でそのままチェッカー今季2勝目、そしてNSX最後のレースを有終の美で終えることとなった。脇阪選手が2位に入り今季のシリーズチャンピオンはアンドレ・ロッテラー/脇阪寿一選手組がドライバー、チームタイトルとも獲得となった。