2010 スーパーGT選手権 第1戦 in SUSUKA

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2010年スーパーGT選手権が3月21日に鈴鹿サーキットにて開幕戦を迎えた。
注目は、なんといってもホンダが今季より投入する新マシンHSV-010だ。フォーミュラーニッポン用3.5Lエンジンを積むスーパーGT専用マシンだ。はたしてその実力は、見事予選でNo.18HSVを駆る小暮卓史/ロイック・デュバル組がポールポジションを獲得しその速さを実証した。決勝は、黄砂交じりの小雨の中、スタートが切られた。ポールスタートのNo.18が1周目でコースアウトし最後尾まで順位を下げる。その後猛チャージで順位を戻して行くも11周目のストレートでNo.32(道上龍)・No.8(R・ファーマン)のHSVと3台横並びのまま接触、No.18とNo.8は1コーナーに激しくクラッシュしリタイアとなった。
レースは、タイヤ無交換作戦が当たったNo.24日産GT-R(J.P・デ・オリベイラ/安田 裕信)が優勝、2位にNo.6レクサスSC430(伊藤 大輔/ビヨン・ビルドハイム)、3位にNo.100HSV(伊沢 拓也/山本 尚貴)と3メーカー揃っての表彰台となった。この2週間後4月4日、岡山国際サーキットにて第2戦が開催された。ポールは、前戦に続きNo.18HSVが獲得し決勝での雪辱を狙う。麗かな春日和の中、決勝が行われた。ポールのNo.18(デュバル)は、無難にスタートを決めると、そのまま後続をどんどん引き離してゆく。マージンを持ってトップのまま小暮に交代しその後も特に接近戦もないまま2位に11秒以上の差をつけた独走状態でHSVに初の優勝をポールツーウィンでもたらした。2位には、No.38SC430(立川 祐路/リチャード・ライアン)、3位にNo.1SC430(脇阪 寿一/アンドレ・ロッテラー)が入りレクサス勢が奮闘した。GT300は、雨宮RX-7(谷口 信輝/折目 遼)が優勝。