09スーパーGT第3戦 富士

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879g5581スーパーGT第3戦が、連休真っ只中の5月4日(月)、フジスピードウェイ(静岡県 1周4.563km)にて88周の決勝レースが行われ、No.1ニッサンGT-Rの本山哲/ブノワ・トレルイエ組がポールツーウィンで優勝した。前日に行われた予選では、スーパーラップを含めタイムアタックを担当したNo.1本山選手が終始、がトップタイムで、2戦連続のポールポジションを獲得した。2位にNo.36レクサスSC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー)、3位にNo.8ホンダNSX(ラルフ・ファーマン/伊沢拓也)と続く。決勝日、5万に大観衆が見つめる中、14時にローリングによりスタートが切られた。No.36とNo.8がNo.1本山を挟み込む形で1コーナーへ侵入、No.1はこれを上手く押さえ込みトップで1コーナーをクリアしてゆく。その1周目のヘアピンでNo.8ファーマンとNo.12GT-R松田次生が接触、No.8は順位を大きく落としたもののマシンにダメージがなく戦列に復帰、一方No.12は、フロントにダメージを追いピットへ、優勝争いから早くも脱落してしまう。これによりNo.24GT-R(J・P・オリベイラ)が2番手に浮上、その勢いで9週目にはNo.1を抜きトップに立つ。20周目、No.24とNo.1が同時にピットイン、作業が早く終わったNo.1が先にピットアウトし順位が入れ替わる。この間トップに立ったNo.36は、29周目にピットインする脇阪に交代、No.1トレルイエの前でコースに復帰し1位を守る。1回目のピットインが全車終了した時点でトップNo.36、2位No.1、3位No.24の順。58周目、No.36が2度目のピットイン、その翌周にNo.1がピットインする。その作業時間がNo.1の方が10秒以上早かったためNo.1本山がトップを奪い返すことに成功する。3位のNo.24は後半、勢いが落ちNo.8にその座を明け渡すことに。これで予選と同じ、No.1、No.36、No.8の順位の振り出しに戻った形で特に波乱もなく終盤レースは、進みその後、最終ラップに突入。ここで、周回遅れで詰まったNo.1 本山の直後にNo.36 ロッテラーがプリウスコーナーから最終コーナー間でテールツーノーズ詰寄るが、No.1はなんとかしのぎ1番でゴール。No.1 GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ)は今季初優勝で初ポイントとなった。本山自身にとっては通算11勝目で、立川祐路の最多勝記録タイとなった。
1位No.1 GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ)
2位No.36 SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー)
3位No.8 NSX(伊沢拓也/ラルフ・ファーマン)