09スーパーGT第5戦 菅生

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1スーパーGT第5戦が、7月26日(日)スポーツランドSUGO(宮城県 1周3.70km)にて81周の決勝レースが行われNo.1 ニッサンGT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ)が優勝、今季2勝目を上げた。予選は、No.3GT-R(ロニー・クインタレッリ/安田裕信)がポールを獲得、2位にNo.6レクサスSC430(伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム)、3位にNo.24GT-R(J.P・デ・オリベイラ/荒聖治)の順。決勝のスタートは、14時。予報では夕方より雨となっていたが、スタート進行あたりより空模様が怪しくなり始める。なんとかドライ状態の中、スタートが切られ順当に1コーナーを制したNo.3GT-Rがトップで周回を重ねてゆく。
25周目か、とうとう雨が降り出し路面はあっという間にウェット状態に。交代選手の義務周回数の28周になることもありタイヤ交換も含め続々とピットへ向かう。ここでのタイヤ選択が勝敗を分けることになる。全車ピットインが終了した時点でのトップは、No.6SC430。No.3GT-Rは、4番手まで順位を落としてしまう。その後レースの3分の2を過ぎた頃、雨脚が弱まり、コース上が乾き始める。浅溝のレインタイヤを選択した2位のNo.1 GT-Rのラップタイムは秒単位でNo.6SC430より速く、10秒近くあったその差も、あっという間にテールツーノーズにまで、持ち込まれてしまう。66周目の1コーナー、タイヤがつらいNo.6SC430は、あまり抵抗できないままトップをNo.1 GT-Rに譲ることとなった。その後雨がまた少し降ったが、トップNo.1には、あまり影響なく2番手No.6に20秒もの大差で、81周のチェッカーを受けた。優勝したGT-Rはもとより日産勢にとって、JGTCから数えても初のSUGOでの勝利。3位には、後半大躍進したNo.18ホンダNSX(道上龍/小暮卓史)がつけた。これでポイントランキングでは、No.1GT-Rがトップに。これより後半戦、まだまだその戦いに目が離せない状況が続く。