2015 WTCC in TWINGRING MOTEGI

世界ツーリングカー選手権(WTCC)第9戦、日本ラウンド決勝レースが9月13日、ツインリンクもてぎ(1周4.801km   栃木県)で開催され、レース2でホンダシビックを駆るティアゴ・モンテイロ選手が優勝を遂げた。昨年までは鈴鹿サーキットで行われていた今大会が、本年はモテギで初開催となる。レースは各13周の2レース制。
ホンダの研究所も近くにある本拠地でのレースということもありホンダ勢に期待がかかる。レース1は、その期待に応えポールポジションからスタートしたノルベルト・ミケリス選手(ホンダ)が、スタート直後にグリッド2番手のホセ・マリア・ロペス選手(シトロエン)を抑えきれずトップを奪われ食い下がるものの奪取は叶わず2位のままレースを終えた。
ガブリエーレ・タルクィーニ選手(ホンダ)は6番手から3位でフィニッシュしホンダ勢が健闘した。もう一台のホンダ車を駆るモンテイロ選手はエンジン交換のため最後尾となる17番手からのスタートだったが、順位を上げ10位となりリバースグリッドとなるレース2に向け高ポジションを手にした。レース2、グリッド3番手となるモンテイロ選手は好スタートを決め第1コーナーまでにトップの座を奪う。
その後は後続より1秒近く速いペースで他を寄せ付けずトップを独走し2位に10秒以上の差をつけ、今季2勝目を獲得した。2位にはウーゴ・バレンテ選手(シボレー)、3位にはロバート・ハフ選手(ラーダ)が入った。ホンダ シビックWTCCは今季3勝目、今大会ホンダ勢3人のドライバー全員表彰台に上がりファンの期待に応えた。

Leave a Reply